ここを絶対座標の原点と置く場合

作ったものや考えたことを書いておきます

母親にRevitを教えることになったメモ2

ふだんRevitかNavisworksかInfraWorksを使いながら…っていいながら最近InfraWorks使ってないことに気づきました。私が座標系をすり合わせるときのあの感覚を覚えているうちに重めの地形のしごとをさせてほしい。ちゃんと整理できてないだけのことを「感覚」っていうとポンコツに見えると評判の私です。

あとRevitで架空の公民館作ってたら「どうしてもインプレイスを使わないとできない」気がする斜めの形状があったんですけど、インプレイスがあると落ちるアドインの罠に引っかかってちょっと泣いた。久しぶりに「助けて」って口に出して唱えた。当然助けはないのでもう力づくだよ。いきなり死ぬのだけは回避できたのでそれで乗り切りました。寝た子を起こす気はないから君はこの世の終わりまで地下で眠っていなさい。

 


さて、母が思ったよりアクティブでちょっと質問してきてくれました。

 


Q:Revitは座標を持たないソフトなの?


A:原点に座標を設定することは出来、書き出し時に座標を維持することもできるが、作図インターフェース(プロパティとかオプションバーとか)に座標指定の仕組みが提供されていないので、標準機能で作図している場合は「座標がない」ように見えます。

ソフト的には保持しているため、Dynamoやアドインでアプローチすることは可能。まだ気にしないでもいいと思う。

 

 

Q:Revitは画層もないの?

 

A:厳密にいうと存在します。壁を複層で作成する際に[構造]や[仕上1]が指定できますが、あれはRevit的には『レイヤ』で切り分けて包絡などを管理しているそうです。

ですが、一般的なAutoCADの作図で使用するような『画層』の機能は持っていません。

ファミリは[カテゴリ]が分かれているため、[カテゴリ]別に表示/非表示を切り替えることが出来ることから、[カテゴリ]を画層のように使用する考え方もあります。

実際、Revitから画層構造を持つ拡張子にデータを書き出しする場合、各カテゴリ別に書き出し画層(の名前や色)を指定できます。

 

作図中に『画層を確認する』に当たる所作は『自分のいるビューを確認する』ことくらいですかね。

 

 

とりあえず今日の内容はこのくらい。

まだ複層壁の層表現を統合したいとかの話は出てないけども、気にはしているようなのでそろそろ出るかな?そっちに進むんじゃなくて共有パラメータとかグローバルパラメータの話に進んでほしいよ!